尖閣周辺に中国船4隻 7日連続航行 波照間沖調査船へも中止要求継続
尖閣諸島(石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で31日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。いずれの船も砲を搭載しており、第11管区海上保安本部は領海への侵入を防ぐため現場海域で厳重な警戒監視を続けている。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは7日連続となった。また、波照間島南西沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内では、前日に続き中国海洋調査船「同済」がワイヤー状のものを海中に延ばしているのが確認され、巡視船が無線で調査の中止要求を継続している。
尖閣周辺の接続水域で確認されたのは「海警2308」「海警2304」「海警2501」「海警2301」の4隻。同日午前9時現在では、「海警2308」が魚釣島西北西約36キロを南向け、「海警2304」が大正島東北東約32キロを北北西向け、「海警2501」が魚釣島西北西約36キロを南西向け、「海警2301」が大正島東北東約31キロを北北西向けに航行していた。
同日午後3時現在では、「海警2308」が魚釣島北西約38キロを北東向け、「海警2304」が大正島西北西約36キロを北北東向け運航。「海警2501」は魚釣島北北西約40キロを北東向け、「海警2301」は大正島北西約36キロを北東向けに航行している。現場配備中の巡視船が領海へ侵入しないよう警告と監視を続けている。
一方、同本部によると、30日以降に波照間島南西の日本のEEZ内で確認されている中国海洋調査船「同済」について、31日も断続的に舷側からワイヤーのようなものを海中へ延ばしている状況を巡視船が確認。巡視船は「我が国の同意を得ない海洋の科学的調査は認められない」として、無線による中止要求を継続して実施している。




