嘉数市長に陸自訓練棟新設工事などの答申を行う庄司副会長(左)
=10日、市役所・市長応接室
鏡原小体育館改築に緑の保全など付帯意見で同意 陸自庁舎新設も 市景観審
宮古島市景観審議会(池田孝之会長)は10日、市(嘉数登市長)から諮問のあった「鏡原小学校屋内運動場(体育館)改築工事」について付帯意見を付けて原案に同意したほか、「陸自宮古島外(7)隊庁舎等新設建築その他工事」と「陸自宮古島訓練棟新設工事」も原案に同意した。鏡原小の改築の付帯意見については、緑の保全や近隣住民への十分な説明を求めるもの。
諮問のあった鏡原小学校屋内運動場改築工事など3件の審議は2月26日に行われており、この日は池田会長に代わり庄司優副会長が答申した。
同校屋内運動場改築工事は、高さ基準13㍍に対して建築物の高さが15・24㍍となっていることから周辺景観への影響、配慮や景観形成基準への適合状況を審議。結果「景観区域内における配慮が行われている」として同意した。
付帯意見としては▽松の木を含めた緑の保全やそれに伴う建物の配置について検討する▽近隣住民や幼稚園を含めた関係者への説明を十分に行うこと―を求めた。
同駐屯地内の隊庁舎等新設建築工事は、幹線道路からの見え方や農地景観と調和した良好な景観形成が求められる場所とした上で高さ基準16㍍に対して建築物の21・55㍍を審議。同訓練棟新設工事も同様に幹線道路からの見え方や高さ基準16㍍に対して、建築物の高さが17・65㍍となっていることが周辺景観に影響するかで審議した。
結果「景観区域内における配慮が行われたと認められる」として同意した。
答申を受け、嘉数市長は慎重な審議に感謝し「鏡原小学校は付帯意見にあるように移植も含めて教育委員会に提案したい。陸上自衛隊は幹線道路からあまり見られないように配慮されており、(同意受けて)しっかり対応していきたい」と述べた。


