キャラバンでは即日に検査結果が伝えられた =8日、市保健センター

大腸がん検診、健康フェスタでキャラバン 早期発見へ簡易検査、宮古病院が精密検査予約も

 市民の健康づくりへの関心を高める「第4回宮古島健康フェスタ」が8日、市保健センターで開催された。その一環として今回初めて「大腸がん検診キャラバン」が実施され、多くの市民が検診に訪れた。会場では、事前に配布された検査キットを持参した市民が次々と受付を済ませ、午後1時ごろまでに約100人が受診した。
 この検診は、便に含まれる血液の有無を調べる簡易検査。結果がその場で判明するのが特徴で、受診後30分から1時間ほどで個別に結果が通知された。陽性反応が出た場合には、宮古病院での精密検査に向けた受診予約がその場で行える体制が整えられた。今回のキャラバンに際し、事前に約200人分の検査キットが配布されている。
 同院消化器外科部・医療部の浅野志麻部長は「大腸がんは早期発見、早期治療が極めて重要。検診は便を提出するだけの簡単なものであり、より気軽に受けてもらえる仕組みにしたい」と話す。初めての実施で課題もあったとしながらも、「今回限りではなく、毎年の体のチェックとして生活の中に取り入れてほしい」と継続への意欲を示した。
 宮古島地区は大腸がんの発症が多い傾向にあるとされており、浅野部長は「陽性であっても必ずしも病気とは限らないが、二次検査(精密検査)を受けることが安心につながる。必要な人に適切な検査を受けてもらうことが、島の健康を守ることになる」と検診の重要性を改めて呼びかけた。

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