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総合上位10人の選手たちが盛大に表彰された =JTAドーム宮古島

「強人の祭典」笑顔で幕 健闘たたえ上位入賞者表彰 第38回全日本トライ宮古島 大会成功を盛大に祝う

 第38回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市ほか)の熱闘から一夜明けた15日、JTAドーム宮古島で表彰式&ふれあいパーティーが開かれ、2年連続の総合優勝に輝いた寺澤光介選手=東京=、女子1位で女子選手初の総合10位に入った上田藍選手(33)=千葉=に優勝楯と大会長杯などを授与。また総合部門と女子部門など各部門上位入賞者などに賞状などがそれぞれ贈られた。会場には選手、ボランティア、大会役員など大勢が訪れ、感動のドラマの余韻に浸りつつ、来年大会での再会を誓いあった。

女子の部上位10人の選手たち


 表彰式は午後3時から行われ、座喜味一幸大会長は選手らの猛暑の中でのレースをねぎらい、完走を逃した選手へは「今大会を糧として次回大会で雪辱を果たしてほしい」と激励。また、運営委員会や各団体ボランティア、沿道の応援、協賛企業や寄付により島中が本大会で一色になったことに敬意を表した。
 総合部門の表彰式では2連覇となった寺澤選手に座喜味大会長から優勝楯と大会長杯が授与され、続いて内閣総理大臣杯、県知事杯、NHK沖縄放送局長杯などの授与式も行われ、副賞として国内―宮古往復、国内―那覇往復それぞれ2人分も贈呈。表彰台には3位の新田城二選手=大分=が欠席したものの上位入賞者が舞台に上がり、記念撮影も行われ、華々しい雰囲気に包まれた。
 女子部門の表彰式では初出場初優勝で1位に輝いた上田選手にも同様に優勝楯と大会長杯などを授与し、2位の巖渕知乃選手=埼玉=は欠席したものの、3位の平柳美月選手ほか上位選手にも賞状と副賞が授与された。また、各年代別(男女1~3位)、特別賞(種目別)、県勢男女、宮古勢男女のほか最高齢完走者として男子高橋伸年さん=大坂=の表彰も行われた。
 そのほか本大会と姉妹大会を締結している福島県で開催される「うつくしまトライアスロン・イン・あいづ」の優待派遣選手の抽選結果で小松立人選手(宮古島)含む8選手の発表、清水健一郎選手をはじめとする本大会に出場した石川県から出場した選手らも紹介された。
 会場には選手、競技役員らが大勢詰めかけ、選手たちの活躍をたたえてオリオンビールで祝杯を上げるなど感動ドラマの余韻に浸っていた。
 また、ドーム内に用意された宮古そば、もずくなど島の特産品を味わいながら、来年大会での再会を誓い合っていた。

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