(左から)倉持専務、砂川副理事長、横山理事長、座喜味市長、具志堅監事、比嘉副理事長 =16日、市役所応接室

宮古JC、市との協力強化へ 若者の地域貢献に市長期待

 一般社団法人宮古青年会議所(JC)の新執行部が16日、市役所応接室で座喜味一幸市長にあいさつを行った。ことし就任した横山昌司理事長をはじめとする5人の役員は、JC活動の取り組みや行事予定を説明し、2024年のJCスローガン「Changeforthefuture~愛する島に、夢と希望を~」の下、今年の活動に取り組む意気込みと行政への支援を求めた。
 宮古JCの新執行部は、昨年の活動内容や取り組んだ事業、同会員の具志堅貴昭氏が宮古JCから8年ぶりに日本JC沖縄地区担当常任理事と第53代沖縄地区協議会会長に就任したことも改めて座喜味市長に報告した。
 喫緊の活動としては27日の総会開催、2月10日には宮古島にキャンプで訪れる日本通運の野球部と共に少年たちを対象にした野球教室の開催、同月17日には離島遠征費用問題解決に向けたシンポジウムも予定しているなど地域社会への貢献活動を積極的に行っていくことを伝えた。
 横山理事長は「元旦に起きた能登半島地震の災害の大きさと寒さの中、被災者には子どもから年配者までいるので募金活動に動いている。また今後とも宮古JCの取り組みについても行政からのご支援とご指導、ご協力をお願いします」と話した。
 座喜味市長は「JCは大きな人材を輩出しており、みんなが注目している。若い人の発想力と行動力にますます期待している」と結び、今後も連携を強化していく姿勢を示した。
 宮古青年会議所は、市との協力関係を深めながら、地域の発展に寄与する活動を展開していく方針だ。
 横山理事長と同行した新執行役員は▽副理事長=砂川夕莉絵、比嘉正樹▽専務理事=倉持利明▽監事=具志堅貴昭―の5人。

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