赤岩局長から決定通知書を渡される座喜味市長(右) =市役所応接室

12月17日に「NHKのど自慢」 宮古島7年ぶり開催

 NHKの人気番組「NHKのど自慢」が今年12月17日に宮古島市で7年ぶりに開催されることが決まった。12日、NHK沖縄放送局の赤岩勇二局長、野口修司コンテンツセンター長らが市役所を訪れ、座喜味一幸市長、大城裕子教育長らに開催決定を報告した。会場はマティダ市民劇場で12月16日に予選、同17日(放送時間は午後12時15分~1時予定)に本選が行われる。
 市役所を訪れた赤岩局長は「年末の押し詰まった時で大変だと思うが、ぜひ市民の皆さんに喜んでもらえれば」と述べ、のど自慢開催の決定通知書を座喜味市長に手渡した。座喜味市長は「喜んでお受けしたい」と答えた。
 座喜味市長はマティダ市民劇場の照明や音響などを改修したことを説明し、「新型コロナで社会が閉塞して元気が無かった。16日にはトライアスロン宮古島大会が開催され、年末にはのど自慢と明るいニュース。どんどん大きなイベントを開催して、小さな島から元気を発信したい。協力できることは何でもやりたい」と快く応じた。
 赤岩局長は「NHKにとってのど自慢は大切にしている番組。地域の人たちにも喜ばれており、宮古島市の人たちにもぜひふるって応募してもらい、本選に進んでほしい」と話した。出演者は県内在住者を予定している。現在、ゲストは未定だが「昨年8月に石垣市で開催したときのゲストは沖縄にゆかりのある人だった。せっかく開催するからには皆さんに喜んでもらえるイベントにしたい」と述べた。
 宮古島市でののど自慢は2016年1月10日以来。

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