22/23年期製糖操業の原料搬入を終えた沖縄製糖宮古工場 =下地上地

沖糖が原料搬入終了 前年比1万2千㌧減産

 沖縄製糖宮古工場(仲里典和工場長)は4日、2022/23年期サトウキビ製糖操業の原料搬入を終了した。生産量は13万3953㌧で前期に比べて1万2837㌧減産となった。平均甘蔗糖度は前半の低糖度が響いて13・40度で1・97度低下。原料の約6割が基準糖度帯(13・1~14・3度)だった。生産量は生育旺盛期の少雨傾向、品質は昨年10~12月の長雨と日照不足などの影響により低下したと見られている。
 原料の割合は基準糖度帯が35・97%、14・4度以上が22・43%、13・0度以下が41・61%。操業日数は115日間。収穫面積は2446㌶(前期2450㌶)で前期とほぼ同じだった。
 同工場では昨年12月15日に製糖操業を開始したが、悪天候のため圧搾は2日後から始めるなど当初は思うように原料を搬入できなかったが、年明け以降は天候に恵まれて順調に進んだ。平均甘蔗糖度は当初から12度台が続き、2月に入って13度台に届き、累計で基準糖度帯に達したのは3月8日と低迷した。
 仲里工場長は「操業開始当初は悪天候で原料搬入が思うようにできない状況だったが、年明け以降は天候に恵まれて順調に進んだ。品質に関しては開始当初は12度台で始まり、その後は上昇を期待したが13・40度と前期よりも約2度低かった。残念な結果になった」と話した。
 生産量の減少は収穫面積の約6割を占める株出の生育旺盛期に少雨傾向だったことを挙げる。品質はについて「昨年10月から12月の登熟期の長雨と日照不足が影響したと思われる」と説明した。
 今月20日に原料搬入を終えた宮古製糖城辺工場の生産量は11万5531㌧(前期実績11万8348㌧)、4日に搬入を終了した宮糖多良間工場は2万1172㌧(同3万2697㌧)、今月末の終了を予定している宮糖伊良部工場は5万9397㌧(同6万5170㌧)を予想。宮古地区全体では生産量33万53㌧(同36万3005㌧)が見込まれる。

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