新型コロナ  2日間で市234人、村ゼロ

【那覇支局】県は8日、宮古島市で新たに133人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。7日は101人。2日間で234人。累計は1万5374人。多良間村では新たな確認はなかった。2日連続のゼロ。累計155人。県内では新たに2608人が確認された。7日は4277人。2日間で6885人。累計は39万6561人と39万人を超えた。新たに4人の死亡も報告された。累計520人。

 8日の市内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週同曜日から17人増加した。年代別では30代の27人が最多。40代の13人、10歳未満、10代、50代の各10人が続く。県外在住者は2日間で6人確認された。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は2246.22人。

 宮古地区の入院中28人、宮古病院10人(中等症4人、軽症6人)、民間病院18人(中等症2人、軽症16人)。病床使用率は42.4%。病床使用率は2日連続で40%を超えた。それ以前は5月22日の42.4%以来、77日ぶりとなった。宿泊施設療養中24人、自宅療養中1040人、入院調整中357人。

 8日の県内の新規感染者数は前週の同じ曜日を651人下回った。月曜として過去2番目の感染者数となった。年代別では30代の450人が最多。国基準の重症者は21人。死亡が報告されたのは那覇市の90歳代の女性2人、80代の女性、60代の男性の死亡が報告された。
 県の城間敦感染症総務課長は「新規感染者数は前週比を下回る日が続いており、宮古地域では1倍を下回っている。入院患者数も減少しているが、依然として高止まりで推移し、医療従事者の欠勤も多く、医療ひっ迫は続いている。今週は旧盆もあり、帰省などで交流が深まり、感染リスクも高まることを考えて同居家族で過ごしてほしい」と話した。

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