オンラインで講話する助産師の (左から) 松本さんと儀間さん
=平良中
平良中で助産師が思春期講話
平良中学校 (宮國幸夫校長) は14日、 3年生を対象に思春期における性への理解を深めるため講話を実施した。 助産師で 「ちいきの保健室たね (ピザライ)」 の儀間紗耶香さんと松本沙織さんから話を聞き、 性に関する知識を深めた。
講話はオンラインで行われ、 性感染症、 避妊、 性行為などについて詳しく説明するとともに、 思春期においての異性との付き合い方についても注意を促した。
儀間さんは 「恋人同士でも触れ合う前はその行為に納得、 同意、 安心、 安全、 快適だと感じるか自分に問いかけてみる」 と自分自身を大切にするよう呼び掛けた。 妊娠出産は心身共に女性にかかる負担が大きく、 正しい知識を身に付けることで性感染症や望まない妊娠を避けることができると伝えた。
講話を聞いた生徒は 「性についてあまり話したりすることがないから、 今日の授業でいろいろ知ることができてよかった」 と授業を振り返った。
儀間さんは 「性について語ることはタブーでも恥ずかしいことでもなく、 素晴らしいこと。 正しい知識で性を肯定的にとらえて人間関係を構築してほしい」 と話した。