知事会見 「4人以下、2時間以内」解除
【那覇支局】玉城デニー知事は22日、新型コロナウイルス対策本部定例会議終了後、県庁で記者会見し、新規感染者数に減少傾向がみられ、医療のひっ迫に改善がみられるとして、県の対処方針を24日から変更すると発表した。県民に対して会食などの交流の際に要請していた「4人以下、2時間以内」の要件を県が感染対策を実施している認証店利用時には解除する。
玉城知事は「第7波のピーク時と比べると一定程度の改善が見られる。新規感染者数が下げ止まっている点も踏まえて、夏場の再流行を迎える前に、対処方針を見直す時期だ」と述べた。
一方で、県民へのお願いとして、「日頃から」、「会食や友人との交流の際」、「体調不良のとき」の3つの場面における感染対策の徹底を呼び掛けるとともに、発症や重症化予防のための4回目のワクチン接種を求めた。
1月から続いていた会食時の制限緩和は、県の感染防止対策認証店のみ制限はなくなる。非認証店では引き続き、4人以下、2時間以内の利用を求めている。
感染の再拡大や医療のひっ迫がみられる場合、県は対策を再び強化するとしている。