設置されたマンゴー自販機 =満月食堂前

島内初のマンゴー自販機 きょうから販売開始

 満月食堂(田原フルーツランド)は6日、宮古島初となるマンゴー自販機を同食堂前に設置、きょう7日から販売が始まった。アーウィン、キーツの2種類それぞれが丸ごと(アーウィンのみ)やカット、ジュースで選べるほか、やぎ汁や軟骨ソーキもあり計8種類が販売されている。

自販機で販売中の冷凍マンゴー


 この自販機は新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、食堂の利用者が減少したことをうけ、新たな収入源の確保とマンゴーの販売を強化する目的で設置した。
 自販機ではアーウィンとキーツ2品種を取り扱う。丸ごと2個やカットマンゴー、ジュースなど6種類に加え、ヤギ汁や軟骨ソーキなど計8種類を販売する。24時間稼働で店舗が閉まる夜間の時間帯でも利用可能。
 田原フルーツランドの宮城光吉代表は「24時間いつでもマンゴーが買えるようになればと思っていた時、島内にある冷凍食肉自販機を見てマンゴー自販機の導入を思いついた」と話す。専門業者へ相談し、対応できる自販機があることを知り、導入を決めた。自販機の外観にもこだわり、目立つように工夫したという。
 宮城代表は「観光客だけじゃなく島民にも利用してほしい」と呼び掛け、「今は冷凍のマンゴーだけだが、旬の時期になれば冷蔵のマンゴーも販売しようと思っている。丸ごとだけじゃなく、カットもあるので購入後すぐ食べることもできる」とマンゴー自販機の持つポテンシャルを語った。 
 自販機では20日ごろまでは冷凍マンゴーを販売し、収穫時期には穫れたてのマンゴーを販売する予定。

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