17日「モズクの日」、宮古漁協でイベント

宮古島漁業協同組合青年部は17日、モズクの日にちなみ、同漁協で午後2時からモズクつかみ取りなどの体験イベントと販売会を開く。青年部長の平良一訓さんは、地元産モズクの消費が促進されるきっかけになってほしいとして、多くの市民に来場を呼び掛けた。

「モズクの日」をPRする平良部長=宮古島漁協加工場

 体験イベントの受付は午後1時半から。モズクつかみ取りは100人限定で、対象は小学生以下。漁師直伝のモズク酢作りとアーサ佃煮作りはそれぞれ20組限定となっている。
 販売会では、通常価格2㌔千円の生モズクを当日限定で500円。家庭用サイズのアーサ200㌘を、同じく500円で販売する。
 平良部長は「ことしの生産分は幸いメーカーが全て購入してくれたが、コロナ禍で需要は低迷しており来年どうなるかは分からない。地産地消が進み、市内での地元産モズクの需要が高まってほしい」と話した。
 消費者に旬のモズクに触れてもらい、モズクを広く県内にPRするために、毎年4月の第3日曜日を「モズクの日」と定めている。県もずく養殖業振興協議会が2002年に制定した。

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