市のワクチン年代別接種率

コロナワクチン、12~17歳も3回目開始

 新型コロナワクチンの3回目接種はこれまで18歳以上のみに行っていたが、4月から12~17歳も対象になる。個別医療機関と市役所での集団接種いずれも選択可能で、当面の間ファイザー社ワクチンのみを使用するという。5~11歳対象の小児接種は、想定より多くの予約があったため3日、追加の集団接種を行う。今後は希望者に対応するため月に1回程度の実施を予定しているという。市の1日現在の3回目接種者は2万3458人となった。

 18歳以上の3回目接種では個別医療機関でファイザー社製、集団接種会場でモデルナ社製のワクチンを使用していたが、12~17歳は個別・集団いずれもファイザー社製のみを使用する。対象となるのは18歳以上と同じく2回目接種から6カ月経過した人で、順次接種券を送付するという。
 4月の集団接種は18歳以上が13、20、27日。全て水曜日で時間は午後5時半~7時半。12~17歳は16、23日。いずれも土曜日で午後5時半~7時。会場は宮古島市役所のみ。
 集団接種の予約は市予約センター(79-7829)または市公式LINEから。16の個別医療機関はそれぞれ予約方法が異なり、市ホームページのワクチン情報に掲載されている。
 5~11歳対象の小児接種では3月26日と2日の2回で、約200人の児童がワクチンを受けた。想定を上回る予約があったため3日午前にも接種を行う。3週間後の2回目接種以外の日程は現在のところ未定だが、希望者に対応するため月に1回程度の集団接種を行うという。
 小児用のコロナワクチンは1瓶から10人分接種する必要があるため、個別接種は行っていない。集団接種では市内の小児科医が予診と注射を行っている。
 宮古島市の1日現在の接種人数は、1回目が4万132人、2回目3万9757人、3回目2万3458人。それぞれの全人口に対する割合は、1回目72.21%、2回目71.53%、3回目42.21%。
 1、2回目では県が全人口の70%以上の目標数値を設定していたが、3回目は65歳以上の70%以上のみが示されているという。宮古島市で3回の接種を終えた65歳以上の市民は1万1958人で、接種率81.53%と目標数値を大きく上回っている。

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