県、ウクライナ難民受け入れ

【那覇支局】ロシアのウクライナ侵攻を受けて玉城デニー知事は14日、人道支援の立場としてウクライナからの避難民を受け入れると発表した。県営住宅の確保や食料などの生活物資の提供、相談窓口を設置し避難の長期化を見据え、就労や修学支援、心のケアなどを検討している。

 玉城知事は「戦争により尊い命を奪われることがあってはならない。国際社会が連携して、あらゆる支援が必要だ」とコメントし、14日の幹部会議でも議論を行い、全庁的な支援策を検討している。18日の定例会見で内容の発表を予定している。
 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、ウクライナからの難民はすでに250万人を超えており、数カ月で400万人に達すると見込まれている。

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