設立50周年記念式典で功労賞表彰を行う本村会長(右) =13日、宮古教育会館

市陸上競技協会 功労者を表彰、感謝状贈呈

 宮古島市陸上競技協会(本村邦彦会長)の設立50周年記念式典が13日、宮古教育会館で行われた。これまでの歩みを振り返るとともに、半世紀の節目に宮古陸上競技のさらなる発展を祈念した。歴代会長など功労者の表彰も行われた。同協会(当時は宮古陸上競技協会)は1971年1月17日に設立された。

 本村会長は式辞で協会50年の歴史や実績を振り返り、「宮古島には今、陸上、駅伝をはじめ野球やサッカー、ゴルフなど数多くの競技団体が合宿地として訪れている。宮古島市もスポーツコンベンション協議会を立ち上げ、市スポーツ協会を中心に受入体制の強化、充実に取り組んでいる。施設面の整備、充実とともに今後も協力をお願いしたい。これまで尽力してきた歴代会長、役員、公認審判員、指導・協力してくれた個人や企業に感謝したい」と話した。
 来賓の沖縄陸上競技協会の國場馨会長が「宮古島市陸上競技協会の歴史に残る数々の業績は沖縄県陸上競技の振興発展に大きく貢献し、燦然と輝いている」、市スポーツ協会の砂川恵助会長が「全宮古陸上競技大会を軸とする各種スポーツイベントの実施、児童生徒をはじめとする後進の育成に身を粉にして取り組んでいることに深く敬意を表したい」と祝辞を述べた。
 受賞者を代表して第11代会長を務めた美里泰雄さんが「陸上競技が好きで今日まで陸上一本で頑張ってきた。今後もできる限り協力していきたい」とあいさつした。
 表彰者は次の通り。
【功労賞】狩俣寛次(第9代会長)▽与座健一(第10代会長)▽美里泰雄(第11代会長)▽与儀透(第12代会長)▽立津辰雄(第13代会長)▽多良間勉(第14代会長)▽砂川廣行(第15代会長)
【感謝状】新垣盛雄(海事代理士新垣事務所)▽伊志嶺翔大(千葉ロッテマリーンズ)▽岸本邦弘(きしもと内科医院)▽下地隆(下地脳神経外科)▽砂川拓也(多良川)▽立津辰雄(立津工芸社)▽平良昇(平治商事)▽上地伸栄

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