排水溝整備などを要請する川満会長(左から2人目)
=市役所市長室
西西自治会 排水側溝整備を要請
城辺の西西自治会の川満徳吉会長らが9日、市役所に座喜味一幸市長を訪ね、集落内の市道交差点に雨水が流入し冠水する状況を改善するため排水側溝整備を要請した。座喜味市長は隣接地の県営ほ場整備を踏まえ、県と連携して取り組む姿勢を示した。
川満会長は、付近の農地整備などに伴う畑地や耕作環境の変化などで降雨のたびに市道城辺35号線と19号線交差点に雨水や路面水が流入し、住宅が隣接する交差点付近が冠水、はん濫するため住民の生活に支障があると指摘した。現場は西城小学校東側から西西集落を通り砂川方面に向かう道路沿いで、降雨の際は特に西城小方面から路面水が流れ込むという。
市建設部の大嶺弘明部長、川平陽一道路建設課長によると、付近の保安林帯を利用して県が浸透マスを整備する予定で、その後に排水の効果を確認する方針を示した。改善が見られない場合は、何らかの対策を検討するとしている。