5～11歳、コロナワクチン　今月末に集団予定

宮古島市では16の民間医療機関が新型コロナワクチンの個別接種を行っているが、市は現在のところ医療機関での小児接種（5～11歳）は行わない方針だ。小児対象の集団接種を3月末に実施する方向で調整中という。

　市における12歳の1回目接種率は、8日現在で29.2％となっている。5～11歳の接種率はさらに低くなることが予想されること、小児ワクチンは1瓶で10人分接種できるため一度に多くの対象者を集める必要があることなどから、民間医療機関での個別接種は当面行わない方針。
　市は希望する対象者がワクチンを受けられる体制を整える必要があるとして、接種券の送付や集団接種の準備を進めている。
　個別医療機関のうち、中村胃腸科内科と砂川内科医院は高校生以上のみを受け付けている。奥平産婦人科は16歳以上が対象で、1・2回目の予約は予約センターで受け付け。
　池村内科医院・徳洲会伊良部島診療所・Hirara生活習慣病クリニックは3回目のみ受付け。池村内科医院は20歳以上、徳洲会伊良部島診療所は同所で2回目の接種をした人を対象としている。