ファミマ本社開発で沖縄でも販売が始まった「てりやきたまご」味 =市内の店舗

ポーク玉子「逆輸入」 沖縄ファミマ

沖縄ファミリーマートは1日から、「スパムおむすびてりやきたまご」を各店舗で販売している。同社が宮古島限定商品として始めた「ポーク玉子」が昨年から全国展開され、好評のため東京本社が新味を開発したもので、宮古・沖縄発の食文化を「逆輸入」した形となっている。

 同社は2000年4月に宮古島に初出店する際、目玉商品としてポーク玉子を発売。現在同社で代表を務める野崎真人氏が開発を担当したという。宮古島だけで1日1500個売れる人気商品となり、07年に県内全域に取扱店舗を拡大、同社の看板商品となった。
 東京都に本社を置くファミリーマートが昨年、40周年事業の一環として、「スパムむすび」の名で全国展開を開始。金額ベースの販売ランキングで1位となるなど好調な売れ行きを受け、新商品が開発された。「てりやきたまご」は4月末までの限定だが、2カ月ごとに新商品を出すという。
 沖縄ファミマの広報は「発信した沖縄の食文化が全国で広く受け入れられ、大変誇らしく思う。これからも自信を持って魅力を発信し続け、沖縄を元気にしていきたい」と話した。

関連記事一覧