県民の旅行費助成 彩発見、3日に利用開始
【那覇支局】県は25日、新型コロナウイルスの警戒レベルがレベル2(感染流行期)に引き下げられたのを受けて、県民の県内旅行を助成する「おきなわ彩発見キャンペーン」の第4弾の予約を3月1日から再開すると発表した。利用は3日から10日までとなっているが、国の手続きが完了し次第、31日以降まで延長される見込み。
当面の間は、県民のみを対象にし、1部屋4人以下の利用や12歳以下の子どもや3回目のワクチン接種を終えた人以外はPCR検査などの陰性証明の提示を求める。
クーポンの購入方法は旅行代理店かホテルなどやネット専売のOTAに申し込みを行う。
県によると停止前の1月9日までに予算の23%に当たる13億円は執行されているが、今回は残りの43億円と感染対策として補助されている国から執行されている金額を合わせて80億円の予算を見込んでいる。
県の真鳥洋企観光振興統括監は「感染対策を徹底して、キャンペーンを利用してほしい」と利用を呼び掛けた。