須永和美さん(左から2人目)を祝福する座喜味市長(中央) =市役所応接室

県母子保健大会 須永さんに表彰伝達

県母子保健大会長表彰伝達式が14日、市役所応接室で行われ、城辺地区で16年にわたり母子保健推進委員を務める須永和美さんが表彰を受けた。また県知事賞を奥平忠夫さん(奥平産婦人科副院長=平良下里)も受賞。須永さんは「16年はあっという間」と振り返り、「これからも困っている母親たちをサポートしたい」と気を引き締めた。

 近年はコロナ禍に加え社会の変化で孤立する母親が増えているという。須永さんは「子育て世帯は大変な状況。もっと推進員に声を掛けて欲しい」と訴える。
 須永さんは城辺公民館で働きつつ地域での乳幼児健診のサポート、赤ちゃん訪問など母子健康活動に従事。市の担当者は「熱意が伝わる推進員さんで、私たちも力をもらえる」と話した。
 座喜味一幸市長は「地域のお母さんとして長年活動してこられ、感謝申し上げる。」と祝福した。

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