新型コロナ 宮古島市、新たに22人

【那覇支局】県は11日、宮古島市で新たに22人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。累計は3417人。県内では新たに643人の感染が確認された。新規感染者は先週の709人から66人(9.3%)減少した。累計8万9824人。

 市内患者は10歳未満から90歳以上までの男女。前週の13人と比べると9人増加した。年齢別では10歳未満の6人が最多で、続いて10代が4人、20代と30代がそれぞれ3人だった。推定感染経路は9人が不明。職業別では職業確認中が8人で最多。小学生が4人、医療従事者が3人、会社員が2人、サービス業、中学生、高校生、自営業、農業が各1人。1週間当たりの人口10万人当たりでは267.28人。
 市の入院中20人は宮古病院15人(中等症10人、軽症5人)、民間病院5人(中等症1人、軽症4人)宮古地区の確保病床70床に対する使用率は28.6%。宿泊施設療養中23人、自宅療養中73人、入院調整中90人となっている。
 県内患者は10歳未満から90代の男女。10歳未満が108人で最多。県基準で重症者は4人。入院中は338人、入院・療養等調整中は712人、宿泊施設療養中は455人、自宅療養は4178人。
 当日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数283.88人は県の警戒レベル判断指標ではレベル4(非常事態)。病床使用率(52.9%)はレベル3(感染まん延期)の50%を超え、重症者用病床使用率(25.7%)はレベル2。
 県は13日に経済団体会議と専門家会議を開き、まん延防止等重点措置の延長要請や解除後の対策などを議論する予定。

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