新型コロナ 市13人、6日連続前週下回る

【那覇支局】県は5日、宮古島市で新たに13人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。6日連続で前週の同じ曜日を下回った。累計は3284人。県内では新たに671人の感染が確認された。累計8万6279人。12日連続で前週の同じ曜日を下回った。8日連続で1000人台を下回った。新たに2人の死亡が確認された。累計407人。「第6波」の死亡者は累計9人。

 市内患者は10歳未満から70代までの男女。前週の25人と比べると12人下回った。年齢別では10歳未満、40代の各4人が最多。10代はゼロ。推定感染経路は8人が明らかになっていない。職業別では保育士3人が最多で、介護従事者、公務員、会社員、サービス業が各1人。確認中は6人。1週間当たりの人口10万人当たりでは170・25人。
 市の入院中21人は宮古病院11人(中等症5人、軽症6人)、民間病院10人(軽症10人)。宿泊施設療養中23人、自宅療養中79人、入院調整中49人となっている。
 県内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週の979人と比べ31%減少した。年代別では10歳未満が最多。県基準で重症者は3人。死亡が報告されたのは糸満市の70代男性と浦添市の90代女性。1週間の感染者数の合計は4769人で、前週の7150人から33%減少した。
 県の糸数公医療技監は「減少傾向が週を追うごとに鮮明になっている。若者から高齢者に感染の流行が移っていたが、高齢者の感染のピークを越えた感があり、入院者数なども減少傾向にある」と話した。
 全国と比較可能な前日時点の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数341.86人は全国18位に改善した。
 当日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数321.12人は県の警戒レベル判断指標ではレベル4(非常事態)。病床使用率(61.2%)はレベル3(感染まん延期)の50%を超え、重症者用病床使用率(33.6%)はレベル2。

関連記事一覧