新型コロナ 市14人、2日連続前週下回る

 【那覇支局】県は1日、宮古島市で新たに14人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。2日連続で前週の同じ曜日を下回った。累計は3228人。県内では新たに715人の感染が確認された。累計8万3543人。8日連続で前週の同じ曜日を下回った。4日連続で1000人台を下回った。県は同日、新たに3人の死亡が確認されたと発表した。累計402人。「第6波」の死亡者は累計4人。

 市内患者は10歳未満から70代までの男女。前週の16人と比べると2人下回った。年齢別では30代の4人が最多で10代、40代各3人、10歳未満2人と続いている。50代、60代はゼロ。推定感染経路は8人が明らかになっていない。職業別では中学生3人が最多で次いで飲食業2人となっている。確認中は4人。1週間当たりの人口10万人当たりでは241・65人。
 市の入院中28人は宮古病院8人(中等症3人、軽症4人、無症状1人)、民間病院20人(中等症3人、軽症17人)。宿泊施設療養中27人、自宅療養中81人、入院調整中50人となっている。
 県は同日、1月の新規陽性者3万1890人を対象にワクチン接種の有無の調査結果を発表した。多い順に2回接種者は1万1606人(36.3%)、未接種者は9900人(31.0%)、3回接種者284人(0.89%)、1回接種者283人(0.88%)、不明9817人(30.7%)となった。県の糸数公医療技監は「未接種者の感染が多いという結果になっているので、接種を検討してほしい。2回接種の人もブースター接種を行い、免疫を付けてほしい」と話した。
 県内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週の1175人と比べ39.1%減少した。年代別では40代が最多。県基準で重症者は6人。新たに死亡が確認されたのは糸満市、那覇市、うるま市の90代の女性。複数の死亡例が報告されるのは2021年11月3日以来、90日ぶり。
 全国と比較可能な31日時点の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数464.68人は全国7位に改善した。
 1日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数433.70人は県の警戒レベル判断指標ではレベル4(非常事態)。病床使用率(67.0%)はレベル3(感染まん延期)の50%を超え、重症者用病床使用率(33.6%)はレベル2。

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