マングローブ林で行ったエコツアーの様子
=吉浜さん作成の動画より
「持続可能な宮古」考える
宮古島市の持続可能な未来について考えるためエコアイランド推進課が主催している「せんねんトーク」は2月3日の第8回で今年度の最終回を迎える。今回は、伊良部佐和田でカニ漁師をしながらマングローブ林の保全などに取り組んでいる蟹蔵の吉浜崇浩代表を招いて座談会を行う。同イベントはオンライン開催。
吉浜さんは子どものころに遊んでいた砂浜や入江が失われていくことにショックを受けて、地元に戻りカニ漁師になったという。独自の技術で養殖も行い持続可能な水産業に取り組んでいるほか、エコツアーなども行っている。
市の発展のためには大型リゾートホテルなどの開発は必要としつつ、「自然が失われて宮古から魅力が失われてしまっては観光も成り立たない。環境保護は島に関わる人全員に共通するテーマだと思う」と話す。せんねんトークでは何よりも思いを共有したいという。
座談会に参加したい場合は事前申し込みが必要。締め切りは2月2日。市役所ホームページか、事務局へメール(simpla@gmail.com)。動画視聴のみは申し込み不要。問い合わせはエコアイランド推進課(73-0950)まで。