市議選告示、現職、新人38人激戦へ

 宮古島市議会議員選挙が1日告示(8日投開票)され、1週間の選挙戦本番に突入する。合併後2度目となる選挙は「定数26」に現職23人、新人15人の計38人が立候補を予定。市選挙管理委員会では市役所平良庁舎隣の同委員会1階事務所で午前8時20分から立候補届け出を受け付ける。告示を迎え、ラストスパート。市議選は地縁血縁などの票が当落を左右するとあって集票合戦に力が入る。同選管によると、有権者数(10月31日現在)は4万2880人(男2万1092人、女2万1788人)。2日から期日前投票が始まる。

今選挙は、4年前の47人より9人少ない38人が立候補を予定。これまで準備を進めてきた各立候補予定者らはきょう届け出を行ったあと選対事務所で支持者らにあいさつし、選挙戦をスタートさせる。
 本紙が行ったアンケートによると、各立候補予定者とも政策では農林水産業や観光の振興などを掲げ、経済振興による若者らの雇用の創出に力を入れていくことを表明。さとうきび、野菜、肉用牛の宮古ブランド確立や福祉と環境、平和行政などで支持を訴えていく。


 合併後、2度目となる市議選は下地敏彦市長になって初めてであり、与党多数の議会構成がどうなるかが注目。また「現職強し」の声が聞かれるなか、その壁を新人がどう乗り越えるのかも注目される。
 期日前投票は▽平良庁舎1階ロビー▽城辺農村環境改善センター▽伊良部庁舎地下1階会議室▽下地庁舎1階会議室▽上野保健センターで行われる。


 立候補予定者は、現職が池間雅昭氏(59)、池間健栄氏(53)、池間豊氏(58)、上里樹氏(51)、上地博通氏(59)、垣花健志氏(59)、嘉手納学氏(44)、亀浜玲子氏(55)、佐久本洋介氏(62)、下地明氏(67)、下地智氏(51)、新里聡氏(57)、新城啓世氏(62)、砂川明寛氏(50)、平良隆氏(59)、棚原芳樹氏(46)、富永元順氏(56)、仲間明典氏(56)、前川尚誼氏(56)、真栄城徳彦氏(59)、山里雅彦氏(48)、与那覇タズ子氏(72)、与那嶺誓雄氏(59)の23人。


 新人は上地健三氏(64)、奥平玄信氏(53)、川満俊夫氏(64)、川満成氏(55)、下地博盛氏(59)、新城元吉氏(68)、砂川盛栄氏(58)、高吉幸光氏(38)、嵩原弘氏(55)、長崎富夫氏(59)、西里芳明氏(52)、仲間則人氏(42)、中村靖氏(35)、福井亮氏(36)、前里光恵氏(59)の15人となっている。

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