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AIがホワイトハッカーとなるか Microsoftが新セキュリティーAIを発表

米Microsoftが27日、サイバーセキュリティー向けの新AI「MAI-Cyber-1-Flash」と、それを活用したエージェントシステム「Project Perception」を発表した。

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「MAI-Cyber-1-Flash」は、Microsoft初の自社製サイバーセキュリティー特化モデル。CyberGymベンチマークでは競合を大幅に上回り、競合モデル「Mythos」を12ポイント上回るスコアを記録した。

AIのセキュリティー問題をめぐっては、7月中旬にOpenAIのモデルが内部評価中にHugging Faceのインフラへ到達したとの情報もあり、AIが攻撃側にも使われうることへの警戒が改めて高まっている。そうした状況の中での発表となった。

また、今回注目すべきポイントは、このセキュリティーモデルをMicrosoftが出したという点。Microsoftは自社の広範なセキュリティーシグナルと過去の攻撃・修復データからAIを育てているため、机上の空論ではなく、現実の攻撃に強くなると期待される。

Microsoftは「MAI-Cyber-1-Flash」について、クエリの約90%を処理し、残りの難しいケースを大きいモデルに回す設計だと説明しており、今後はセキュリティー運用の省力化と高速化が見込める。ぜい弱性の検出、パッチ案の作成、修正の検証までをAIに寄せられるので、SOCやぜい弱性管理の初動が速くなる可能性もある。

これまではサイバーセキュリティーにさほど予算をかけられなかった中小企業であっても、たとえば、毎日大量の「怪しいアクセスのアラート」が発生する環境で、担当者が1件ずつ確認して「本当に危険かどうか」を判断していたという場合、その新AIを稼働させれば、仕分けと優先順位付けのほとんどをAIが自動で行う。

つまり、担当者は「AIが『特に危険』と選んだものだけ」を見て最終判断すればよくなることも考えられる。

結果として、見逃しが減り、対応が早くなり、担当者の負担軽減につながり、「人が足りなくて守れていない」状態の改善が期待される。

「Project Perception」は8月3日にパブリックプレビューが開始される予定。

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