韓国の人気玩具「スクイーズ」から有害物質検出で現地当局が注意喚起 ネット通じて容易に入手可能
韓国で人気を集める独特の柔らかい感触を楽しむおもちゃ「スクイーズ」から、使用が禁止されている有害物質が検出されたという。
23日のTBS「NEWS DIG」では、韓国の行政機関である韓国消費者院がインターネット上で流通しているスクイーズなどの触感玩具15個を対象に安全性調査を実施したところ、全体の6割にあたる9製品から危険な有害物質が検出されたことを報じた。
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現地メディアによれば、検出された物質には皮膚炎や内臓への悪影響を引き起こす成分が含まれており、子ども向け玩具では使用が全面禁止されている「殺菌防腐剤成分」が検出されたほか、一部製品からは体の中のホルモンの分泌に障害を起こし、肝臓や腎臓に障害を引き起こす危険性がある「フタル酸エステル系可塑剤」が、国の基準値の6.6倍という高濃度で検出されたとしている。
玩具の性質上、有害物質が皮膚を通じて体内に吸収されたり口に触れたりする危険性が極めて高く、事態を重く見た韓国消費者院は、該当商品を製造・輸入・販売した事業者に対し、直ちに販売中止や回収などの改善措置を勧告。また、消費者に対しては韓国の安全基準を満たすことを示す「KC認証マーク」の表示を必ず確認するよう強く注意を呼びかけている。日本国内でも大きなブームを巻き起こし、インターネット通販を通じて海外製スクイーズが容易に入手できる環境にあり、状況はより深刻だ。
同国では10日にもクレーンゲームの景品から発がん性物質のカドミウムや発がん性が指摘される鉛が検出されたほか、「フタル酸エステル系可塑剤」が最大で基準値の347.5倍が確認されている。
各国政府、業界団体の安全認証マーク確認を
有害物質は目視で確認できないため、子を持つ親にとっては玩具の取り扱いがより慎重になるべきだが、玩具の安全性にはどういった基準があるのだろうか。
まず大前提として、子どもが口に入れたり、長時間触れていても健康に害が及ばないものである。さらに物理的・機械的な安全性が保たれ、身体へのダメージや窒息などの重大事故を防ぐ設計も必須である。また、玩具からの出火や有害な煙を発生させたりしないような可燃性商品の安全性が重視され、乾電池の液漏れやショートによる発熱や発火、感電を防ぐ設計も必要不可欠だ。
安全性を見分ける方法として、玩具には国別の認証マークが存在するため、まずはそれを確認する。各国の政府や業界団体は、決められた検査をクリアした製品に安全認証マークの表示を義務または推奨しているためだ。日本では「STマーク」という名称で、世界でもトップクラスの厳しい安全基準を設けている。
安価な玩具が簡単に海外から手に入る時代だが、子を持つ親としては心配な話である。






