谷崎潤一郎賞は芥川賞より格上か 受賞者が断言「芥川とは無縁の身」
小説家の木村紅美氏が16日にX(旧Twitter)で、文学賞の谷崎潤一郎賞について、芥川龍之介賞よりも「格上」と表現し、さまざまな声を集めている。
15日に第175回芥川賞の選考会が行われ、小砂川チト氏の「ゾンビ回収婦」の受賞が発表された。
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今回注目を集めているのは、あるXユーザーが芥川賞受賞を話題にしつつ、新作小説「白鳥たちはただ渡る」が文芸誌「すばる」8月号(集英社)に掲載された木村氏の芥川賞候補入りについて期待を寄せるポストを投稿したこと。
木村氏はこのポストを引用し、「あのーすみません。私は昨年、芥川より格上の谷崎潤一郎賞という賞を受けましたので、もう芥川とは無縁の身となりました」とコメントした。
また、「今後、候補の対象になることはありません、谷崎賞本当におめでとうございますと文春の編集さんたちにも祝福されました」とつづった。
木村氏は2006年に作家としてデビューし、2025年に「熊はどこにいるの」で第61回谷崎潤一郎賞を受賞。2008年、2017年に二度芥川賞候補となっている。
芥川賞は「純文学の新人賞」として設けられている一方、谷崎賞は時代を代表する優れた小説に贈られ、受賞する作家は中堅からベテラン。たとえば2024年には柴崎友香氏、2022年には吉本ばなな氏、2021年には金原ひとみ氏が受賞している。
一方、木村氏の「格上」という表現に対し、Xからは「芥川賞よりも格上のとかマウントとらんでもいいだろ」「格上かどうかなんて読者が決めること」「文学賞は格上格下など優劣をつけるべきではない」「言葉のプロであろう方が、人を不快にするような言葉遣いをするの悲しすぎる」という声が集まっている。
受賞対象の作家が「新人」か「中堅以上」かで賞の「格」を決める物言いに疑問が寄せられている。






