小学時代から独学で技術習得も…10代がサイバー犯罪に手を染める理由
このところ10代によるサイバー攻撃が相次いでいる。
2025年1月にインターネットカフェ「快活CLUB」の運営会社がサイバー攻撃を受けた事件で、警視庁は8日、新たに18歳の会社員の男を逮捕した。男は事件当時、高校2年生で、容疑を一部否認しているという。男は去年1月、仲間と共謀し「快活CLUB」の公式アプリのサーバーに不正サクセスし、業務を妨害した疑いが持たれている。
この事件では去年12月、大阪の男子高校生が逮捕され、その後、家裁送致された。今年5月には、東京都練馬区の無職の男も偽計業務妨害容疑で東京地検に書類送検されている。3人は、ゲーム愛好家らが集まるSNS「ディスコード」で知り合い、生成AIの「ChatGPT」でプログラムを作り、サイバー攻撃を行っていたとみられ、約725万件の会員情報を不正に入手していた。
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また6日には、埼玉県の高校1年の男子生徒を偽計業務妨害容疑で逮捕したと警視庁が発表している。少年は去年11月、「バンダイナムコホールディングス」の子会社にサイバー攻撃を行い、アニメなどを配信する「バンダイチャンネル」の会員約4万6800人を退会させるなどして業務を妨害した疑いが持たれている。少年は生成AI「ChatGPT」を使って作成したプログラムを悪用し、犯行を繰り返していた。
10代によるサイバー犯罪はほかにも発生しており、去年2月、当時14~16歳の中高生3人が自作プログラムで不正アクセスし「楽天モバイル」の通信回線を契約したとして逮捕。同年10月には当時17歳と18歳の少年2人がフィッシングサイトを作り銀行口座の情報を盗んで他人の口座から金をだまし取ったなどとして逮捕されている。
サイバー攻撃の低年齢化が顕著になってきているが、この背景には生成AIの普及があるとみられている。
「昔のサイバー犯罪には高度な専門知識が必要でしたが、今は生成AIに助けられながらプログラムを作れるようになり、技術的ハードルが下がったといわれます。実際、ここに挙げられたいずれの事例も生成AIが使用されています」(全国紙記者)
前出の「快活クラブ」の18歳の男は小学3年の頃からサイバーセキュリティーを独学で身につけ、大会で入賞するほどの知識があったといい、「バンダイチャンネル」の高校生は小学4年の頃にパソコンを使い始め、独学で専門知識を身に付けていたという。これだけの知識があれば、もっと社会に貢献する形で活用してほしいものだが…。






