危険行為が相次いだ「だんじり祭り」その経済効果は40億円以上
10日、大阪府の風物詩「だんじり祭り」にて相次いで死亡事故が発生し、泉大津市と泉佐野市で合わせて2名が死亡、計16名がけがを負った。
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泉大津市では交差点でだんじりが横転し48歳の男性が死亡し9名がけがを負い、泉佐野市でも同じく51歳の男性がだんじりの下敷きになり死亡し、7名がけがを負った。
事故の瞬間は各SNSでもアップされ、痛ましい様子が収められた動画もあり、ネットでは「だんじり祭りの危険性」を訴える声が相次いだ。
だんじり祭りは300年以上の歴史がある五穀豊穣を祈願するお祭りで、重さ約4トンのだんじりと呼ばれる祭礼用の山車が猛スピードで移動していく様子は大阪のみならず全国で有名である。
だが、だんじり祭りは「危険だ」という声もある一方で、毎年のようにけが人が絶えず、解消する様子はない。
だんじり祭りが継続される理由には「伝統行事である」といった理由のほかにも、大阪府が2013年に発表した資料によると、だんじり祭りを行うことで、泉州地域では約46億円、岸和田市だけでも約28億円もの経済効果がある。この数字は、日本最大級の花火大会とされる「長良川花火大会 」の30億円に匹敵、ないしはそれ以上の経済効果があり、地元経済にとって必要不可欠な行事であるようだ。
また、一部の地域における「だんじり」は年齢層ごとに祭礼団体を組織して、子どもから老人世代まで全員祭りに参加できるようにしており、長年にわたり独自ルールで活動を行っている。そのため、外部からの声は届きづらく、危険行為につながってしまうようだ。






