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保護者の自殺に巻き込まれた子どもは「虐待死」こども家庭庁が「心中」という呼び方を変更

10日、こども家庭庁の専門委員会は、虐待およびその疑いで2024年度に死亡した子どもが77人存在したと公表すると同時に、これまで使用してきた「心中」という表記を見直すことを発表した。

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「心中」という用語については、こども家庭庁では今年を機に「保護者の自殺を伴うこどもの虐待死」と言い換え使用していくという。2024年度は77人中、27人だった。

こども家庭庁は「心中」という言葉の意味を以前から議論してきたといい、一般的に心中とは「お互いが合意して自殺する」意味合いが強く、保護者の自殺により巻き込まれた子どもについては心中ではなく「虐待死」がふさわしいとしていた。

事実、心中とは「合意のうえ」でお互い死を選ぶことであり、片方に巻き込まれる心中については「無理心中」といった言葉が使われることが多いため、「虐待死」と改めることは妥当と思われる。

なお、2025年にこども家庭庁が発表した文書「心中事例とその背景について」によると、心中(虐待死)事例におけるこどもの死亡時の年齢については「6歳以上」が半数近くを占めており、乳幼児が保護者の自殺に巻き込まれるケースは少ないという。

また、同文書では「心中は虐待である」とし、子どもは保護者の所有物ではなく「権利の主体である」という認識を持つことができるよう周知していくことが大事、と訴えている。

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