「野生のラッコ」に近づいた議員が辞任へ 厳しく定められた「ラッコ鑑賞ルール」
9日、北海道浜中町の町議会にて同町の渡部貴士町議会議員が自主ルールに違反したとして辞職の意向を示した。
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渡部議員は、8月17日、浜中町の霧多布岬にて自身が操船する船舶にて同岬に住み付いている「野生のラッコ」に近づいた疑いが持たれている。霧多布岬に生息するラッコは浜中町が定める「ラッコ鑑賞自主ルール」に則り、「船舶等を使用して不要に近づく行為」「ラッコに餌付けする行為」「ドローン等を使用したラッコの観察及び撮影」などを禁止している。渡部議員は野生のラッコに船舶を使用し不用意に近づいたことを認め「制度の確認を怠った私の責任」と謝罪した。
浜中町では2016年ごろからラッコが生息し繁殖が確認されている数少ない地域として有名である。
特にラッコは絶滅危惧種でもあり国内の動物園などでも飼育されている場所は限られており、浜中町はラッコを間近に見られる場所として動物ファンからも人気が高い。
だが、ラッコはデリケートな動物でもあるため、「ラッコを鑑賞する場合は、公共用地等(陸上)から鑑賞する」ことが浜中町のルールで決められている。
浜中町はラッコについて、ホームページなどによると「人が介入しすぎないことを前提に、ラッコが生き続けられる環境を守る」ことを約束しており、上記のルールを設定し、またラッコのための環境整備のためのふるさと納税なども設定し保護に努めている。
それだけに現職の町議会議員がルールを破り、ラッコに近づいた一件については町民の間で批判が出たのは当然のことと思われる。






