「福島県が細野豪志氏に不信感」報道に細野氏が直接反論、福島県議も「分断を生み出そうと」
第2次高市改造内閣で復興大臣・防災担当相に起用された細野豪志氏が22日にX(旧Twitter)を更新。細野氏の起用に対し、福島県内には不信感もあるとする共同通信の報道に、直接反論した。
共同通信は19日、細野氏が復興相と防災担当相を兼務することについて、東日本大震災の復興施策にだけ専念するわけではないため、福島県側に不信感があると報じていた。
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細野氏はXでこのニュースを引用し、「私が復興と防災の閣僚を兼務しているのは、東日本大震災と原発事故の絶対に忘れてはならない教訓と経験を防災庁の災害対応に生かすためだ」と主張した。
さらに「内堀福島県知事は、福島の教訓の重要性を誰よりもわかっておられる方だ」とし、「福島県が不信感という表現は違うと、私は思う」と反論した。
また、福島県議会議員の渡辺康平氏も細野氏のポストを引用し、「共同通信は政府と福島県庁の間に、意図的に分断を生み出そうとしています」と指摘。その上で、「細野豪志大臣が指摘しているとおり、共同通信が書くような『不信感』を、知事と福島県庁が持つはずがない」と報道を批判した。
東日本大震災当時は原発事故対応・広報担当
細野氏といえば、東日本大震災が発生した当時は民主党政権で首相補佐官を務めており、震災発生から約1カ月後の2011年4月には原発事故対応・広報担当を務め、政府、東京電力、原子力安全・保安院などが別々に行っていた記者会見を統合し、情報発信の一本化を進めた。
また、2011年9月2日以降は環境相兼原発事故担当相として、国主導の除染、放射性廃棄物への対応などを進め、政権交代後や自民党入党後も処理水や風評被害といった福島の課題について情報発信を続けたという経緯がある。
当時、一貫して責任を背負う姿勢を見せ続けた細野氏を評価する声はいまだ高いこともあり、今回の細野氏の反論ポストには、「民主党政権の中で細野さんだけがずっと福島のことを心から考えて頑張ってくれていたことは忘れていません」「不信感どころかとても心強いですよ」「あの時のご活躍は見事で東北出身としては励みになりました」という声が集まっている。
危機対応、福島政策、制度設計を横断して知る政治家は少なく、原発事故対応で評価された調整能力と、事故後政策で残した課題の双方を担わせる人事とも言われている細野氏の起用。ネガティブな報道は、注目度のあらわれかもしれない。






