農林水産大臣の失言問題で再び注目される「鬼門ポスト」前大臣の再任も現実的に
5日、簗和生(やなかずお)農林水産大臣は不適切な発言をしたことについて正式に謝罪した。
裏金議員初入閣の簗和生農相、地元会合での“圧力発言”に釈明リピートし非難集中 過去にはLGBT差別発言も
本件は簗農林水産大臣が地元である栃木で行われた自民党の懇親会にて「(選挙に非協力的な)那須烏山市と那珂川町の令和8年度の道路予算については、大幅にカットをしました」と発言。発言はおおむね認め謝罪したものの「圧力」に関しては否定した。簗農林水産大臣は、9月17日に発足した第2次高市改造内閣にて初入閣した新顔の大臣であり、就任早々大スキャンダルが発覚したことで早くもその進退が注目されている。
そんななか改めて注目を集めているのが「農林水産大臣のジンクス」である。
農林水産大臣は日本における食糧の安定供給、森林や水産資源の管理を総括する超重要ポストであり、過去の大臣には石破茂前首相ら大物政治家が歴任してきた。だが、重要な役職にも関わらず、不祥事などにより大臣が相次いで辞任するという「鬼門」が続いていた。
記憶に新しいところでは、2023年9月の第2次岸田第2次改造内閣にて宮下一郎議員は農林水産大臣として初入閣したが、政治資金パーティー問題の責任をとり僅か3か月で辞任。2024年~2025年の第2次石破内閣では江藤拓議員が農林水産大臣を担当したが、いわゆる「令和の米騒動」の際、「私は米を買ったことがありません」と発言し世間からひんしゅくを買い辞任している。
そのような「鬼門」ポストである農林水産大臣だが、一部で待望されているのが、前大臣である鈴木憲和議員の再登板だ。
鈴木憲和前大臣は2025年10月に農林水産大臣として初入閣。だが今年9月の第2次高市改造内閣の際には大臣として再任はならず、衆議院文部科学委員長に就任している。
だが、鈴木前大臣は特に大きな失言やスキャンダルは無く、当人も新卒からの農林水産省入省という「生え抜き」という経歴から「再任して欲しい」「再び鈴木大臣に担当して欲しい」という声も少なくないようだ。
改造内閣発足後、早々に発生した農林水産大臣問題……果たして決着はいつつくのか?






