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韓国で人気公演チケット“転売ヤー”逮捕 3億円近く荒稼ぎ 日本も見習うべき法改正

近年、限定グッズやゲームなど、人気商品が発売されるたびに“転売ヤー”が話題になるが、先ごろ、韓国では約2億7000万円を売り上げた30代の男性が逮捕された。

韓国の警察は16日、コンサートチケットやスポーツ競技チケットなどを高値で転売した30代の男を業務妨害の疑いで検挙したと発表した。この男は2018年9月から今年4月までの7年7カ月の間、チケット8967枚を転売。販売金額は総額約2億7000万円にのぼり、このうち約3分の2を利益として得ていたと警察はみている。

転売したチケットの内訳を見ると、2024年のKリーグ選抜VSトッテナムのサッカーチケットが約4万6000円から約19万円、2023年のブルーノ・マーズの韓国ライブのチケットが約2万9000円から約14万円にそれぞれ価格を引き上げて転売。K-POPでは2019年に蚕室(チャムシル)総合運動場で開催されたBTSのコンサートチケットを約1万3000円から約34万円で、昨年のSEVENTEENのファンミーティングのチケットを約1万3000円から約21万円で転売していた。

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男はマクロプログラム(自動高速入力ツール)や家族、親戚などのアカウントを使ってチケットを購入。大学卒業後、チケット転売だけで生計を立てており、その収入でマンション1棟と商業ビル2棟を購入し、逮捕時にマンションはすでに売却していたという。

今回の事件が発覚した背景には韓国の法改正がある。日本と同様、“転売ヤー”が社会問題化している韓国では今年2月、「国民体育振興法」と「公演法」が改正され、8月28日に施行された。これによりチケットの不正購入・転売行為は全面禁止され、転売者には不正販売金額の最大50倍を課徴金として科す内容が盛り込まれた。

実際、この事件を受け、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は17日、自身のX(旧Twitter)に以下のような投稿をしている。

〈先月8月28日から改正された公演法が施行され、効果を発揮しています。アイドル公演や海外歌手の来韓コンサート、スポーツ競技などのチケットを定価の最大30倍の価格で転売し、数十億ウォンを手に入れたチケット不正転売業者が逮捕されました。チケット不正転売で不当な利益を得ようとすれば、必ずもっと大きな代償を払うことになるという事実を明確に示します〉

不正転売問題は犯罪者側と警察側のいたちごっこになりがちだが、今後、韓国の“転売ヤー”がどんどん減っていくとすれば、日本も見習うべき点があるのかもしれない。

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