• 全国
  • やす子が子ども食堂「やすまったり」開催、相対的貧困層の増加で全国に広がる
  • HOME
  • 全国
  • やす子が子ども食堂「やすまったり」開催、相対的貧困層の増加で全国に広がる

やす子が子ども食堂「やすまったり」開催、相対的貧困層の増加で全国に広がる

お笑い芸人のやす子が20日、自身のインスタグラムを更新。先月30日にオープンした東京・葛飾区の子ども食堂「やすまったり」での食堂開催の様子を報告した。

同月29日と30日にかけて放送した日本テレビ系「24時間テレビ49-愛は地球を救う-」では、タレント・ヒロミとともに子ども食堂のオープンに向けて、リフォームする様子が放映されていた。

なお、開催は週1回で、高校生までを対象に無償で食事を提供するとし、冒頭の投稿では「やすまったり 揚げ物祭り開催中~」とのコメントとともに、訪れた子どもたちやキッチンの様子などの画像を公開。コメント欄には称賛の声が寄せられた。

やす子、予備自衛官の招集訓練終了を報告 小泉進次郎防衛相が異例の謝意

近年、「子ども食堂」というワードをよく耳にし、各地に存在する。子どもが一人でも行くことのできる無料または低額の食堂で、発祥は東京・大田区の八百屋の店主・近藤博子氏が、店の一角で2012年に始めた「だんだんワンコインこども食堂」だとされている。

その支援の輪は全国に広がり、2025年度の「こども食堂 全国箇所数調査」確定値は「1万2602カ所」という調査結果が今年3月、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえにより報告されている。

また同センターが2022年12月に発表した調査結果によると、子ども食堂は同年に急増し、子どもたちの居場所など可能な範囲で多様な支援を展開していると伝えている。そして、相対的貧困層が増加しており、子どもたちが十分な栄養を摂取できない状況が深刻化していることが子ども食堂が急増していった理由だとしている。

政府備蓄米を無償提供

では、子ども食堂を開設するにあたり、国などからの支援はどうなっているのだろうか。

まず、農林水産省ではこども家庭庁と協力して、子ども食堂やフードバンクに対して政府備蓄米を無償で提供する取り組みを2020年から行っている。

さらに、食育に関する施策を総合的かつ計画的に推進していくために、2021年3月に策定された第4次食育推進基本計画では、「貧困の状況にある子供たちに食事の提供等を行う子供食堂等を含むNPO等に対して支援等を行う」と明記されている。

要は、あくまでチャリティーや慈善活動であり、寄付や助成金で運営費をまかなうのが一般的。なお、開設の際には定款認証や登録免許税などの費用も必要だ。

結果的に子ども食堂の運営は多くの寄付に支えられ、国や自治体、民間の財団などが、活動を支援。受け取った助成金は使いみちや報告に決まりがあるため、計画的に活用しなければならず、事業としては成り立たない仕組みである。

日本では子どもの約7人に1人が相対的貧困状態にあり、深刻な問題でもある。だが、子どもが腹を空かせている状況は食い止めてあげねばならない。

関連記事一覧