中国海洋調査船「向陽紅18」(写真・上)と「海洋地質七号」
(第11管区海保提供写真)
尖閣EEZに中国調査船2隻 連日のワイヤー投入、海保要求で離脱
尖閣諸島周辺の我が国排他的経済水域(EEZ)内で17日から18日にかけ、中国の海洋調査船2隻が日本の同意を得ずに相次いで調査とみられる行為を行っているのを、海上保安庁の巡視船や航空機が確認した。第11管区海上保安本部は現場で無線による中止要求を実施。調査船「海洋地質七号」と「向陽紅18」はいずれも18日までに日中の地理的中間線を西側へ航過し、日本のEEZ外へ離脱した。
同本部によると、「海洋地質七号」は17日午後5時33分ごろ、久場島北北西約76海里(約141キロ)のEEZ内で船尾からワイヤーのようなものを海中へ延ばしているのを航空機が発見。警告後も翌18日の午前7時25分ごろおよび午後4時25分ごろに同様の調査行為が相次いで確認されたため、海保は航空機から警告を繰り返した。同日午後8時4分ごろに地理的中間線を西側へ超えて離脱した。

一方、「向陽紅18」は18日午前7時11分ごろ、久場島北北西約54海里(約100キロ)のEEZ内で舷側からワイヤーのようなものを延ばしているのを巡視船が確認。巡視船による無線での中止要求を経て、同日午後3時10分ごろに地理的中間線を西側へ航過した。




