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中国開催の「ハイロックス」レース中に便失禁した女子選手が優勝、運動誘発性失禁の原因と対処法とは

屋内フィットネスレース「ハイロックス(HYROX)」が12日、中国・北京で開催され、競技中に便失禁を起こした選手が競技を続投し、優勝。国内外では大きな議論を巻き起こしている。

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14日の澎湃新聞など中国メディアによると、ハイロックスの女子エリート部門に出場したオーストラリア国籍の世界記録保持者・ジョアンナ・ヴィエトリクが、4種目目のバーピーブロードジャンプの最中に突然、便失禁の症状が現れたが、競技を続投。残りの種目をすべてこなし、1時間1分23秒の記録で優勝した。

ネット上で公開された動画には、下半身に排せつ物が付着したまま競技を続けるヴィエトリクの姿が映り、自身の手や顔などに便とみられる付着物が確認できる。だが、同時に会場のマットやローイングマシン、サンドバッグなど、複数の選手が使用する施設や器具も汚染され、後続の一部の選手が汚れた床で滑ったとも報じられている。

ハイロックスの競技規則では、ごみを捨てたり、床に唾を吐いたり、鼻水を飛ばしたりする行為などが禁止されており、違反すると2分のペナルティーが科される。だが、軟便を垂れ流したヴィエトリクへの罰則等がなかったことから、物議はいまだ冷めやらぬといったわけだ。

さて、アスリート界での失禁は珍しいものなのだろうか。2023年5月に配信された日本スポーツ栄養協会公式情報サイト「スポーツ栄養Web」の調査によると、「女性重量挙げ選手の尿失禁有病率は30歳以上で32%」と伝えている。解析対象824人の女性のうち、過半数に尿失禁症状がみられ、トレーニングや競技中に尿失禁の生ずる状況としては、スクワット中やクリーン&ジャーク中などとする回答が多かったという。

このように、運動中に起こる失禁を運動誘発性失禁と呼び、これらの原因は運動中に腹部に力が入り腹圧が上昇することによって引き起こされると言われている。とくに、息を止めて重いものを持ち上げるときにバルサルバ法と呼ばれる現象が起こり、膀胱をコントロールしている器官(骨盤底筋)に大きなストレスがかかることが失禁の引き金になるという。

では、どうすれば予防できるのか。一部の情報によれば、「『ケーゲル体操』を対策として行い、症状が和らいだと答えたアスリートが多数存在」とのこと。この「ケーゲル体操」とは、骨盤を締めたりゆるめたりを4段階に分けて段階的にコントロールしてみたり、素早く繰り返す方法だといい、動画でも紹介されている。

ヴィエトリクは競技後、自身のSNSに「勝ちは勝ち」と豪語し、「自分に厳しくなれ。それができないなら帰れ」という趣旨の投稿をしている。

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