台風18号、26~27日に最接近へ 強勢維持し遅速化、暴風・大雨・高波が長引く恐れ 気象台警戒呼びかけ
非常に強い台風18号は、26日の水曜日から27日木曜日ごろにかけて強い勢力を維持したまま宮古島地方へ接近・通過する見込みとなっている。台風は宮古島地方に近づくにつれて次第に進路の速度を落とす見通しで、暴風や警報級の大雨、うねりを伴う猛烈なしけといった影響が長期間にわたって長引く恐れがある。宮古島地方気象台は、風雨が強まる前の早めの安全確保と警戒を強く呼びかけている。

気象台によると、台風18号は海面水温が28度以上の高い海域を進んでおり、勢力を衰えさせることなく北上しているとのこと。25日午前1時現在の中心気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルに達している。
宮古島地方が台風の暴風域に入る確率は15~25%と予測されているが、進路がわずかに南寄りへズレた場合は一気に高まる可能性がある。暴風域に入らない場合でも強風域に巻き込まれるため、荒天は避けられない見通しだ。特に警戒のピークは26日夜から27日未明にかけてとみられている。
移動スピードは、25日の時速20~25キロから、26日には時速15キロ、27日には時速10キロ(人が早歩きする程度の速さ)へと著しく鈍化することが予想される。
スピードが落ちることで同じ地域に風雨が長時間集中し、総雨量が大幅に増加するリスクが高まっている。宮古島地方では、23日に発生した直近の台風20号の影響により、市城辺で24時間雨量275.0ミリを観測するなど記録的な大雨が降ったばかりで、地盤が著しく緩んでいる。そこへ台風18号による警報級の大雨が追い打ちをかける形となるため、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水には最大級の警戒を要する。
海上の沿岸では25日から次第にしけはじめ、27日頃は大しけ(猛烈にしける)となる見込み。また、26日から27日にかけては警報級高潮の発生も懸念されている。
現在は旧盆の時期にあたり、帰省客や観光客など人の移動が多くなるタイミングとも重なることから、風が強まる前の明るいうちに屋外の飛ばされやすい物の固定や家周囲の補強、側溝の清掃、非常用品や停電への備えを完了させる必要がある。



