熱のこもった演技で観客を魅了した団員ら
=9日、マティダ市民劇場
熱演で観客魅了 劇団かなやらび・ミャークファンタジー 第9弾公演「碧の涙雨」
劇団かなやらびのミャークファンタジー第9弾公演「碧の涙雨」が9日、マティダ市民劇場で上演された。珊瑚の島「ミャーク」を舞台に、記憶を失った少女「ユナイ」が唄を歌うと日照りの大地に雨が降り注ぎ豊作となったことで、それを聞きつけて襲来してきた炎の国「ナノワ王国」との攻防などが繰り広げられる物語。小学4年生から高校3年生までの団員らが4月からの練習の成果を発揮し、熱のこもった演技で会場に詰め掛けた観客を魅了した。
今回の公演は8日と9日の2日間にわたり開催される予定だったが、台風13号の影響により9日の昼夜2回公演に変更して実施された。作品の「碧の涙雨」は森光佐さん(島ピエロのゆずちゃん)が脚本・演出を手掛けた人気の再々演作。同劇団父母会が衣装や小道具、ヘア&メイクを担当し、舞台裏から子どもたちの熱演を支えた。
舞台は宮古島のような、どこか遠い国のような珊瑚の島「ミャーク」。ある日、記憶を持たない一人の少女「ユナイ」が現れる。ユナイが唄を歌うと長い日照りが続き乾き切ったミャークの大地に大粒の雨が降り注ぎ、作物はすくすく育ちミャークの民たちは喜びにあふれ歌い踊った。
しかし、ミャークの豊作を聞きつけた「ナノワ王国」が1年後の収穫祭に合わせて攻めてきた。炎を操り不思議な術を扱うナノワ王国に支配される中、ミャークの民はキジムナーらの力を借りながら島の危機を乗り越えるために互いに助け合ってナノワ王国に立ち向かった。
舞台上では、劇団員一人ひとりが自身の役を堂々と演じきり、臨場感あふれる照明や音響の効果も相まって約2時間の上演時間は終始熱気に包まれた。終演後には、大きな感動に包まれた会場から惜しみない拍手が送られた。




