• HOME
  • 記事
  • イベント
  • みゃ~く方言大会 友利さん(一般)と加持さん(チャレンジ)が最高賞 舞台で笑いと感動
(前列左4人目から)加持さん、友利さん、川満さんら =26日、マティダ市民劇場

みゃ~く方言大会 友利さん(一般)と加持さん(チャレンジ)が最高賞 舞台で笑いと感動

 「第31回鳴りとぅゆんみゃ~く方言大会」(宮古島市文化協会主催)が26日、マティダ市民劇場で行われた。「未来へつなぐ」をテーマに掲げた今回から新たに設けられた「チャレンジ部門」の4人、「一般部門」の4人の計8人がユーモアたっぷりの話で会場を笑いの渦に巻き込んだ。審査の結果、一般部門の最高賞にあたる市長賞(ゆーむつ賞)には友利美智代さん(69)、チャレンジ部門の教育長賞(すぐりぶす賞)には加持岳志さん(54)が輝いた。また、審査員特別賞はチャレンジ部門に出場した伊良部島中学校3年の川満友香さん(14)が選ばれた。
 同大会は、地域の宝である宮古方言(ミャークフツ)の継承を目的として開催されている。主催者を代表して平良絹代会長は「今年の方言大会は『未来へつなぐ』をテーマに初の試みとして部門を2つに分けた。一般部門は流暢(りゅうちょう)に方言が話せる方が対象。チャレンジ部門は方言を学んでいる、もしくは学んでいきたいという方たちを応援したいとの思いで設けた。(チャレンジ部門に)4人の挑戦者が出場する。その姿は多くの人に勇気を与えてくれるでしょう。観客の皆さんの温かい応援をお願いしたい」と呼び掛けた。宮城克典教育長も方言大会の意義を強調し、出場者を激励した。
 このあと舞台上では各出場者の発表があり、健康や家族、同窓など身近な話題を題材に味わい深い方言でユーモアに語り尽くされると会場は笑い声に包まれた。
 市長賞に輝いた友利さんは「人生100年時代 健康長寿を勝ち取るには!」の演題で発表した。方言大会は毎年、聞いているということで自分も挑戦したいと初めて出場したという。演題については「友人の母タケおばあ(106歳)は健康でユーモアがある。おばあを健康長寿のモデルにして健康な生き方をしたいと取り上げた」と話した。市長賞には「うれしい。これからも西辺の方言をいっぱい使っていきたい」と笑顔を見せた。
 「みゃーくふつ初級講座 今日から使えるみゃーくふつ」で発表した加持さんは、教育長賞に「うれしい」と笑顔を見せ、「(移住し)高齢者介護の仕事をしているのでコミュニケーションのために少しずつ方言を勉強してきた。笑い声があり、応援の姿も見えたのですごい力になった」と話した。
 また、川満さんは学校の教諭から方言大会があることを知り、意欲的に挑戦を決めたという。大勢の観客が聞くなか、「平和について」の演題で堂々と発表し、見事に審査員特別賞を手にした。
 審査講評で審査委員長の宮國敏弘さんは、良かった点について「新部門ができ、チャレンジャー精神が生まれた。中学生の参加まで含めて年齢がかなり広がった。『未来へつなぐ』というテーマにつながった大会となった。一般部門の方々の島尻、狩俣、西辺、下地川満のいろんな宮古島方言が非常に味わい深く、方言の深さが全員に染み渡った」と述べ、大会を総括した。

ユーモアあふれる語りに満面の笑みが広がった観客席

関連記事一覧