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1000匹以上の被害が 日本で外国人密猟者の「オオヤドカリ」捕獲が相次ぐ

20日、鹿児島県警奄美署と鹿児島県奄美市は、違法な形で捕獲された天然記念物「オカヤドカリ」約1100匹を奄美大島の海岸に戻したと発表した。

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これは6月21日から23日にかけて、奄美大島に滞在していた中国籍の男性2名が、許可を取らずに奄美大島に生息しているオカヤドカリ計1333匹を捕獲した事件の後処理で、事件後衰弱死した約300匹を除く1100匹を再び海に帰したものだという。

中国籍の男性2名は文化財保護法違反の容疑で逮捕されており、オカヤドカリを乱獲した理由は売買目的と見られている。

オカヤドカリは、「見た目が派手」「エサ代があまりかからない」「長生きしやすい」という特徴があり、中国や台湾、アメリカなどの海外でペットとして人気が高く、1匹数万円で取引されることもある。そのため、外国人密猟者から注目が集まり、日本の天然記念物であるオカヤドカリが狙われたようだ。

近年では、奄美大島など日本の離島に住んでいる珍しい動物が密猟者に狙われることも多く、沖縄県公式ホームページでは今年の3月以降「天然記念物の違法捕獲等防止について協力のお願い」というエントリーを投稿し、天然記念物の違法捕獲が増加している現状を訴えている。

捕獲禁止を訴えるポスターには日本語以外にも、英語や中国語、ベトナム語が書かれており、乱獲者のなかには外国人も多く含まれていることを示している。

天然記念物は「日本の歴史や自然の成り立ちを保護する」という役割で、明治時代から活動が行われており、100年以上にわたり守られてきた歴史がある。

外国人にはオカヤドカリなどの動物は「珍しいペット」なのかもしれないが、日本にとっては「歴史の証人」となる可能性もあるため、乱獲は厳重に取り締まってほしいものだ。

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