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青少年健全育成への取り組みを訴えたパレード =6日、マティダ市民劇場横

地域全体で子ども見守ろう 青少年の非行防止訴え県民一斉行動市民大会 深夜はいかい、飲酒防止、ネット犯罪、薬物の問題防止へ決意

 2026年度「青少年の非行防止」県民一斉行動宮古島市民大会(宮古島市主催)が6日、マティダ市民劇場で行われた。大会には市や市教育委員会、学校関係者らが多数参加。深夜徘徊(はいかい)をなくし、交通事故や飲酒、喫煙、薬物乱用の問題行動を防止に加え、青少年の非行防止活動を展開することにより、よりよい育成環境を実現することを決意した。閉会後には広報車による巡回パレードが行われ、青少年の健全育成への取り組みを広く訴えた。

「青少年の非行防止」市民大会では市、県、警察などがあいさつした=マティダ市民劇場

 市民大会は宮城克典教育長の開会のことばで幕を開けた。主催者の嘉数登市長(砂川朗副市長代読)が、「近年青少年を取り巻く環境は大きく変化している。特にスマートフォン、SNSの普及は子どもたちの生活を便利にする一方で誹謗中傷やネットいじめに犯罪への巻き込みなど新たな課題も生み出している」と言及した。
 その上で「深夜徘徊や飲酒、喫煙、薬物乱用などは青少年の健全な成長を阻害し将来に大きな影響を及ぶ問題。こうした問題を未然に防ぐためには家庭や学校だけでなく地域全体で子どもたちを見守り支えていくことが重要。地域の大人が良き手本となり、積極的に声かけや見守りを通して子どもたちが安心できる環境をつくることが非行防止の大きな力となる。関係機関との連携を一層強化し青少年の健全育成に積極的に取り組んでいきたい」と述べた。続いて、県宮古事務所の小渡悟所長が玉城デニー知事のメッセージを代読した。
 宮古島警察署の砂邊健仁署長は「警察は非行少年の取り締まりだけではなく、非行防止および健全育成も使命としている。非行はある日突然始まるものではなく幼少期における保護者の育児放棄や心理的虐待などが健やかな成長を阻害している。子どもたちの小さなSОSを見逃さず家庭、学校、地域の関係者が連携し寄り添うことが最も重要。皆さんとスクラムを組み、引き続き少年の非行防止および健全育成を強力に推進していきたい」との姿勢を示した。
 青少年の意見発表では、下地中学校2年の上地慶悟さんが登壇し、「最近、薬物乱用によるニュースをよく耳にします。今では生活のすぐそばまで出回っている問題です。中学生も他人ごとでなく自分事として考えなければいけないことなのです。薬物の誘惑に乗らないためには正しい知識を身につけること、日々の生活が重要です。これからの生活で人から怪しい薬などをもらったり、よくわからない誘いがあったりした時にはしっかり確認し、強い意思を持って断れるように気をつけたいです」と力強い意思を表した。
 最後に市青少年育成市民会議の上地栄作議長が大会宣言を朗読。
 ▽思いやりのある心豊かな青少年を育成し、いじめなくそう
 ▽親子の会話を多く持ち、ぬくもりのある家庭づくりに努めよう
 ▽家庭で携帯電話やスマートフォンの使用ルールを子どもと一緒につくろう
 ▽地域のボランティア活動に積極的に参加し友愛と連帯の和を広げよう
 ▽大人は青少年の模範となるよう行動しよう
 ―などを掲げ、参加者全員で採択した。

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