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県議会で西銘啓史郎氏 県政8年の光と影を問う 知事、相次ぐ不祥事に陳謝 追悼式ヤジ「阻害あってはならず」

 沖縄県議会の代表質問が行われた24日、西銘啓史郎氏(沖縄県自民党および無所属の会)が登壇し、玉城デニー沖縄県知事に対し2期8年間の県政運営に関する総括を求めた。玉城知事は成果として子ども医療費助成の窓口無料化などを挙げた一方で、度重なる事務処理の手違いやPFAS流出などの不祥事について「深く反省している」と陳謝。また、6月23日の全戦没者追悼式における高市早苗首相へのヤジについて、西銘氏が「真の追悼式と言えない」と批判したのに対し、玉城知事は「趣旨が阻害されることがあってはならない」と述べた。
 西銘氏は代表質問で、玉城知事の8年間の県政運営を振り返り、最も成果を上げた政策と反省すべき取組について県の認識をただした。
 玉城知事は成果について「公表している2018年度以降の取り組み成果をもとに県民に評価してほしい」と前置きした上で、困窮世帯の割合改善、保育所等入所待機児童数の減少、中学校卒業までの子ども医療費助成の窓口無料化、中高生のバス無料化などを挙げた。「残りの任期においても、公約で掲げた事項にしっかりと取り組む」と強調した。
 一方、反省すべき点としては、直近のワシントン駐在に係る問題のほか、国庫支出金請求に係る事務処理の誤り、土木建築部における不適切な会計処理、県庁地下駐車場からのPFASを含む水の外部流出、港湾事業における国庫補助金交付の手続き漏れ、新型コロナウイルス関連の会計処理および個人情報流出の可能性などを列挙した。
 玉城知事は「深く反省している。再発防止の決意を表すため、私自身の給料減額措置を議会に提案した。各部局に内部統制による必要な改善を指示している」と答弁し、再発防止に努める姿勢を示した。
 また、6月23日の沖縄全戦没者追悼式での高市首相のスピーチ中にヤジが飛んだ問題も議論された。玉城知事は当初「大きな声が出るなど静かではないタイミングもあったが、滞りなく進められたと思う」との認識を示した。
 これに対し西銘氏は「悲しいを通り越して怒りを感じた。あのようなことが続くようであれば、真の追悼式とは言えない」と強く指摘した。玉城知事は再度答弁に立ち、「式典は平和への思いを共有し厳かに犠牲者を追悼する場であり、その趣旨が阻害されるようなことがあってはならない。振り返りを行いながら、さらにどのような対応が可能か検討したい」と応じた。

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