“総資産7億円”株主優待で生計を立てる桐谷広人氏に見習う、生活に役立つお得な株主優待とは
“総資産7億円”を公言している元プロ棋士で投資家の桐谷広人氏が15日、自身のX(旧Twitter)を更新。ラーメンチェーン・幸楽苑の株主優待で得たお食事券での食事風景を投稿し、額面いっぱいに爆食いした写真を公開した。
365日株主優待と配当で生計を立てる投資家として知られる桐谷氏は、現役プロ棋士時代の1984年から株式投資を始め、当時から「財テク棋士」と呼ばれていた。
バブル崩壊、ライブドア・ショック、サブプライム・ショック、リーマン・ショックとさまざまな相場も経験し、リスクの少ない優待株投資にシフトチェンジした。
そもそも株主優待とは、企業が株主に対して、日ごろの感謝を込めて自社の製品やサービス、割引券などを贈る制度。株式投資によって得られる利益には、株価の値上がり益(キャピタルゲイン)や配当金(インカムゲイン)があるが、株主優待はこのどちらとも異なる「第3の利益」ともいえる。
配当金が「現金」で還元されるのに対し、株主優待は食品、日用品、施設の利用券といった「物やサービス」で提供されるのが大きな特徴。企業にとっては、長期的な株式の保有によりマーケティングの側面も持ち合わせている。
実際にお得な株主優待情報とは
では、実際に生活に役立つお得な株主優待をご紹介したい。
まず、王道の大手スーパー・イオン。100株以上保有する株主に優待カード(オーナーズカード)を発行。店舗で会計時にオーナーズカードを提示し、現金やイオン商品券、イオンギフトカードなどで支払うと、持ち株数に応じて買い物金額の合計から一定額がキャッシュバックされる。
また、毎月開催されるお客さま感謝デーに5%割引特典が受けられるなど、イオンユーザーならかなりお得な内容の優待。日常生活に欠かせない食料品や日用品が割引価格で購入でき、さらにポイントもたまるのがうれしい。
つぎに日本最大手の電気通信事業者NTT。100株以上を2年以上3年未満、保有する株主は、1500ポイント分のdポイントが獲得できる。100株でも1万6000円程度で買える気軽さも魅力であり高配当株としても人気を博す。
セルフうどん店「丸亀製麺」を全国展開するトリドールホールディングスにおいては、100株以上保有する株主に、丸亀製麺をはじめとするグループ店舗で利用できる優待カードを発行。年間6000円分がもらえる。
さらに日清食品ホールディングスでは、100株以上保有する株主にカップヌードルやチキンラーメンなど人気商品の詰め合わせセット1000円相当を贈呈。食料品が相次いで値上げされている今、うれしい優待制度だ。
生活に役立てるという視点で、株主優待の利用を目的に保有するというのもひとつの手である。だが、あくまでも投資であり、山もあれば谷もあることを忘れてはならない。


