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高齢者を狙った「オレオレ詐欺」「ロマンス詐欺」増加も「キャッシュカード詐欺」は減少

12日、内閣府は「令和8年版高齢社会白書」を閣議決定しホームページ上で公開した。

「高齢社会白書」は政府が毎年発行している報告書で、65歳以上の高齢者へのアンケートなどを通し日本の高齢化社会をデータ化し対策する目的として発行している。

今回、特に注目を集めたのが「特殊詐欺の認知件数・被害総額の推移」であった。

特殊詐欺認知件数はオレオレ詐欺(振り込め詐欺)やキャッシュカード詐欺盗などを中心にデータ化しており、同白書によると、2025年のオレオレ詐欺による認知件数は1万4393件であり、これは2024年の6752件と比較して倍以上という結果となったという。

オレオレ詐欺が増加した理由については、新聞などで報じられている通り、これまで家族などに成りすますことの多かった詐欺電話で「警察官」や「金融庁職員」など社会的地位のある人物をかたる巧妙なオレオレ詐欺が横行した事が要因としてありそうだ。

また、オレオレ詐欺が増加した一方で低下傾向にあったのが、キャッシュカード詐欺であり、2024年が1385件であったものが、2025年には1236件と100件近く低下している。

これは、キャッシュカードを使った詐欺が多く新聞やマスコミなどに取り上げられた結果、高齢者が「キャッシュカード詐欺」に関してはかなり防犯意識が高まった結果ではないかと見られている。

なお、オレオレ詐欺と共に増加傾向にあったのが、「SNS 型投資・ロマンス詐欺認知件数」であり、2024年が10237件、2025年は15142件と5000件以上増加となっている。

既にSNSは若者だけの文化ではなく、高齢者世代も当たり前に使っているツールであるため、SNSにあまり詳しくない老人世代に対して投資詐欺やロマンス詐欺が増えているようだ。

スマホやSNSは便利なツールではある故に防犯意識も甘くなる傾向にあるため今後もキャッシュカード詐欺のように絶え間ない注意喚起が必要なのではないだろうか。

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