市議会一般質問で登壇した下地信男氏
=25日、市議会本会議場
不登校対策へプロジェクトチーム設置 下地信男氏が一般質問 「学びの多様化学校」も検討
25日の宮古島市議会(平良和彦議長)3月定例会一般質問に下地信男氏が登壇した。下地氏は、増加傾向にある不登校児童生徒への支援策や、低迷する市の投票率向上に向けた取り組みなどの課題について市の姿勢を正した。市側は、不登校対策を強化するため、教育委員会内に「不登校対策プロジェクトチーム」を設置し、文部科学省が設置を促進する「学びの多様化学校(不登校特例校)」の導入可能性を含めた調査研究を次年度以降に進める方針を明らかにした。
不登校児童生徒の現状について下地氏は、既存の適応指導教室「マティダ教室」などのカバー率が限定的であることを指摘した。市教委は、令和7(2025)年12月時点で小中学校合わせて243人(小学校90人、中学校153人)の不登校児童生徒がいる現状を説明。生活リズムの乱れや無気力など要因が複合化しているとし、専門的に対策を練るプロジェクトチームを設置すると回答した。
下地氏が視察先からヒントを得た文科省の推薦する「学びの多様化学校(不登校特認校)」については、人員配置や風評への懸念など小規模コミュニティ特有の課題を挙げつつも、検討テーマに含める意向を示した。
低迷する投票率の向上策について下地氏は、2月の衆院選で本市が県内最低水準であったことを重く見て、主権者教育の強化や期日前投票所の増設を求めた。選挙管理委員会は、解散から投開票までの短期間での会場・人員確保の難しさを理由に現在は市役所1カ所に集約しているが、次回以降の選挙に向け各地区での実施を検討および調整すると答弁した。
このほか、公共施設のLED化が29%にとどまっている現状や、公民館への空調整備、離島特有のコストが反映されにくい公共工事単価の是正要請などについても質問した。


