備蓄品、計画的に更新整備 「見える化」検討へ 市議会一般質問・砂川氏
宮古島市議会3月定例会の一般質問に25日立った砂川浩平氏は、防災・有事など市民の命を守る避難施設の実効性と管理体制について質問した。市当局は、備蓄品をカママ嶺公園(市民用)と盛加越公園(観光客用)で集中管理し、計画的に更新している現状を説明。砂川氏が提案した備蓄状況のデジタルマップ等による「見える化」についても、前向きに検討する姿勢を示した。
管理体制について上地俊暢総務部長は「市民向けはカママ嶺公園、観光客用は盛加越公園の倉庫で市が集中管理している。備蓄品整備は計画に基づき年々更新しながら目標数を導入している」と述べた。
また、災害利用の備蓄品は飲料水2㍑が1944本、500㍉㍑が1万720本、レトルト食品が1万7550食、ビスケットが1万1520食などと説明。そのほか粉ミルク460回分、資機材はポータブルトイレ、発電機、手回し式ラジオなどを供えていると報告した。
砂川氏は「どこに何が、どれだけあるかを市民が平時から知ることは大きな安心感につながる」と述べ、備蓄・避難情報の可視化を提案。「各避難所の備蓄状況や避難訓練の実施結果をデジタルマップや広報などで見える化する考えはないか」と質した。
上地部長は「自然災害の避難状況は市の公式ライン、ハザードマップなどでは危険箇所の情報や近くの避難所を探すことができる。市が推奨している防災アプリの活用などは市民の安心安全につながる」と答弁。備蓄品の見える化については「検討していきたい」と前向きな姿勢を見せた。
有事等では「現在検討を行っている国民保護に係る避難実施計画は今年度パネルやシンポジウムを通して市民に広く周知している、今後取り組む内容はホームページで周知を図っていきたい」とさらなる広報に努める考えを示した。
このほか、砂川氏はふるさと納税の活用やスポーツアイランド構想、戦没者慰霊碑「豊旗の塔」周辺の環境整備についても当局の姿勢を質した。


