24日、下崎ふ頭・巡視船「みやこ」甲板

「ハイサイ探偵団」に感謝状 海保、マリンレジャー安全啓発で

 宮古島海上保安部(丹野博信部長)は24日、下崎ふ頭に停泊中の巡視船「みやこ」船内甲板で、人気ユーチューバーグループ「ハイサイ探偵団」に感謝状を贈呈した。同グループは同海保と協力し、離岸流の危険性やライフジャケットの重要性を訴える啓発動画を作成。マリンレジャーに伴う人身事故防止への多大な貢献が評価された。


 宮古島ではマリンレジャーによる事故が年々増加傾向にあり、同海保が新たな啓発手法を模索していたところ、同グループから社会貢献として協力の申し出があり実現した。動画は昨年6月に同グループのチャンネルで公開。海保の潜水士と共に実際に海へ潜り、離岸流にシーマーカー(着色剤)を流して視覚的に分かりやすく解説する内容で、これまでに約13万回の視聴を記録するなど、愛好家の安全意識向上に大きな役割を果たしている。
 感謝状を手渡した丹野部長は「われわれが届けたい層へピンポイントで重要性を伝えられた。実体験を交えた配信は非常に説得力があり、感謝している」と謝意を述べた。
 元宮古島市民で同グループ最年少メンバーのパンチ伊志嶺(本名・伊志嶺健太)さんは「宮古の水難事故の多さを聞き、役に立ちたいと撮影に臨んだ。反響も大きく、表彰していただき光栄。海の怖さを知らない観光客も含め、沖縄全体に周知を広げていきたい」と決意を語った。
 「ハイサイ探偵団」は沖縄を拠点に活動する登録者数約125万人のグループ。2012年の結成以来、釣いやサバイバルなどの体当たり企画で親しまれている。

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