オトーリ口上コンテストの出場者たち
=14日、「島の駅みやこ」
泡盛の魅力、熱く発信 渡真利さん口上V、継承誓う 島内6酒造所が集結 島の駅
「宮古島泡盛まつり2026」(同実行委員会主催)が14日、平良久貝の「島の駅みやこ」で開催された。島内6つの酒造所が自慢の銘柄をそろえ、大勢の市民や観光客が島酒の魅力を堪能。目玉企画の「オトーリ口上コンテスト」では、11人の出場者が個性豊かな語りで会場を沸かせ、渡真利直さんが悲願の優勝を果たした。

本イベントは、宮古特産の泡盛(島酒)の普及と、人と人を結ぶ伝統的な飲み方「オトーリ」の文化継承を目的に企画された。会場では500円で飲み放題となる試飲即売会も行われ、参加者は各蔵元の味の違いを楽しみながら交流を深めた。

実行委員の西里長治さんは「気の利いた、時には笑いや感動のあるあいさつを楽しみ、泡盛の力で盛り上がっていこう」と呼び掛け、伝統文化の力強い発信を喜んだ。
コンテストの審査員は審査委員長の嘉数登市長をはじめ4人が務めた。「最近あった幸せな出来事」や「宮古島への熱い想い」をテーマに、1人3分の持ち時間で熱弁が振るわれた。
昨年準優勝の悔しさをバネに参戦した渡真利さんは「その場の雰囲気を掴むのがオトーリの良さ。観光客にも楽しいと思ってもらえるよう継承したい」と語り、会場との一体感を重視した口上で栄冠を手にした。準優勝には、歌を交えたパフォーマンスで会場を盛り上げた宮國善好さんが選ばれた。
嘉数市長は「オトーリは酒を平等に分かち合う精神のもと、生活に根付いてきた誇るべき文化。出場者や会場の皆さんが魅力の担い手となり、未来へつないでいくことを期待する」と総評を述べた。



